2022-01-01から1年間の記事一覧
2022年が終わる。1年の早さは、たまにしか会えない友人が帰るときみたいに感じる。もう少しいてほしいはずだけれど、出した茶は既に冷えて、話すこともなくなってきている。それでようやく帰るとなる。お互い寂しいながらにどこかホッとしたような。 それき…
元ユーシンロッジ周辺 4月に丹沢の玄倉ダムと熊木ダムに行った。本当は1月にも行ったのだけど、そのときは玄倉林道が割としっかり封鎖されていて諦めた。林道は4月くらいに通れるようになっていた。 熊木ダムのあたりは、川面が青く見えるユーシンブルー…
マスを釣りに行った。見たこともない山道を、1時間以上車に乗った。そこは一緒に行った人の仕事関係の場所だった。誰かに見つかっても問題にはならないけれど、多少咎められる可能性があると言っていた。 僕は自分では釣りをやらないけれど、釣りをする人が…
昼、普段ほぼ着けないテレビで、バラエティ番組の予告編を見た。昨年の映像をダイジェストで見る。今年のものは19:00から、みたいな感じ。年末の風物詩。年末年始だけ毎年テレビを見る。 昔のバンド(ナンバーガール)を聴いて、いい音楽だと思った。ウイス…
祝い事で外食をした。祝われる人の希望で焼肉屋が選ばれた。わざわざ騒がしいところでやるものだなと思った。どうも食べ放題の焼肉とか、こだわりの強そうなラーメン屋に苦手意識がある。 一年くらい前に焼肉屋に行ったときは、ロボットが肉を運んできた。び…
美容院のまえで時間が30分早いことに気付いた。近所をうろうろ歩いた。30分と言っても、ただ歩くとそれなりの距離になる(2キロくらいだった)。犬の散歩をしている人が多い。ただ歩いている人はあまりいなさそうだ。 公衆電話を見かけると「こんなところに…
国道駅から出て鶴見線沿線を歩けるところまで歩いた。支線は東芝の所有地内だけど、途中までは行くことができる。終着の海芝浦駅は東芝の敷地に囲まれている。電車でしか行けない、外に出られない駅として有名だ。何年か前に行ったことがある。1時間以上誰…
むかし、何かの理由で鶴見線の国道駅のガード下を通ることがあった。おそろしく古い駅で雑然としていた。それからは、ふとした時に国道駅のことを思い出す。「いつまでも変わらない」というイメージがあった。 実際には、久しぶりに行くと、前には営業してい…
どちらでもいい (ハヤカワepi文庫) 作者:アゴタ クリストフ 早川書房 Amazon この世の何処にも、父がわたしと手をつないで散歩をした場所はありません。 ハンガリー出身の亡命作家。フランス語の作家だけれど、フランス語はけっして母語ではないと自伝に書い…
工場夜景のことを調べていたら、普通の夜景スポットが検索候補に出てくる(当たり前な気もする)。それによるとみなとみらいの夜景は有名らしい。仕事でしょっちゅう行っているけれど、考えてみると確かに綺麗な気がした。評判になっていると聞くと、そんな…
バイ貝 (双葉文庫) 作者:町田 康 双葉社 Amazon 私たちは、生きているだけでお金がかかる。なので稼ぐ。稼ぐには働かなければならず、働けば少なからず鬱が発生する。鬱を多く抱えていては幸せになれず、できるだけなくすようにしたい。どうしたらよいか。お…
横浜橋商店街のアーケードを抜けても、橋までの間に飲食店などがある(三吉橋通り商店街というらしい)。数十メートルの短い商店街だけど、ちゃんと商店街的な入口のアーチもあった。不思議な感じ。 橋を渡ってしばらくすると、今度は商店の名残りのようなも…
横浜橋商店街は、横浜市営地下鉄の阪東橋駅のあたりにある。たぶん割と有名な商店街だと思う。昔ながらの商店街という感じで、平日の夕方などにはたくさんの人がいる。 入口は大通り公園に面している。ベンチでビールを飲んでいたら、中国人が続々やってきて…
上星川というところに住んでいたことがある。働くようになってすぐのころだった。上星川駅は横浜駅から相鉄線で15分くらい、各駅停車しか停まらない。駅の近くに営業しているのかわからない銭湯があった。営業しているのかはわからなかったけれど、煙突は目…
太陽・惑星(新潮文庫) 作者:上田岳弘 新潮社 Amazon テクノロジーの話を聞くのが好きだ。成果であるところの製品はそうでもないのだけど。スピーカーと会話する必要はないと思うし、エアコンの操作は自分でする。ただ、技術の粋を尽くした先がどこに繋がる…
職場からバスで磯子の工場夜景を見に行けることに気が付いた。バスは今まで見たことのない住宅地や商店街を通り抜けた。背の後ろには子供を抱いたお母さんがいて、子を静かにさせようとずっと苛立っていた。どちらかと言えば席が譲られないことに責任を感じ…
『ねじまき鳥クロニクル 第2部 第3部 -村上春樹』 ねじまき鳥クロニクル―第2部 予言する鳥編―(新潮文庫) 作者:村上春樹 新潮社 Amazon 内容を忘れていたのだけど、人間の持ち得る悪意について書かれた小説のようだった。読んでいてかなり消耗する(おも…
家の近所に割と大きい団地がある。そのあたりを自転車で通った。たまに通る道だけれど、夜になるといつもと違う場所のような感じがする。団地の窓の明かりはあっても全体に暗い。たくさんの人が住む団地であっても、思っていたよりしっかり夜を享受していた…
鎌倉に行った。線路のうえを歩く。江ノ電沿いには、線路のうえを歩かないとたどり着けない店がある。電車は滅多にこないけれど、まったくこない訳でもない。少し背徳の感がある。 近辺に友人とあんみつを食べに来たことがある。そこも江ノ電沿いで、線路を歩…
古い建物が好きで、出かけた先にそれらしいものがあれば見に行ったりしている。100年くらい前のものがいい。それ以上古いと現実の手触りの感覚に乏しい。観光地ではなく、まだ使われているのであればなおいい。灯台とか水門なんかにはそういうものがたまにあ…
死んでいない者 (文春文庫) 作者:滝口 悠生 文藝春秋 Amazon どこかの山間部で葬式が行われる。故人の直系の兄弟や、さらにその子供などが集まり、思い出話などをする。親類は非常にたくさんいる。あまり脈絡なく、次々に出てくる。 それぞれの人間は個別の…
ライブで音楽を聴くために渋谷に行った。渋谷にはたまに行くのだけど、駅からの地下道の構造を理解することはあきらめた。だいたいの検討をつけて地上に出ることにしている。 目的地はスペイン坂のwwwというライブハウスで、地上に出ると109の前だった。だい…
「ねじまき鳥クロニクル 第1部」村上春樹 ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫) 作者:春樹, 村上 新潮社 Amazon 村上春樹が好きで、いろいろな小説を頻繁に読み直すのだけど、「ねじまき鳥クロニクル」は久しぶりに読む。1つには、けっ…
箱根にいたので、温泉施設に行った。平日だけどたくさんの人がいた。 グループ内で、ノリの良い自分を演出しようとして、隠そうともしない、それがどうしようもなく恥ずかしい、というのを最近目にしない。存在するけれど、気づきにくくなっているのだと思う…
箱根に来ている。今は夜の11時で、かなり強めの雨が降っている。今日は1日雨だった。夜になってますます強く降るようになった。暗くて見えないけれど、宿の前には芦ノ湖がある。その水面にもたくさんの雨が降っているだろう。紅葉しきったモミジと、葉の落…
夜、横浜の中華街に人が少ない。コロナの影響から回復しきっていないのだろう。もしくは平日はいつもこんなものなのかもしれない。 頭上に不思議な行灯のようなものがあってとても綺麗。煌びやかななかに人が少ないと、現実がむかし見たものの記憶のような気…
久しぶりに秋葉原へ行った。ラジオ会館がなくなったとか、洒落た飲食店が増えたとか聞いていたけれど、行ってみるとそんなに変わっていない気がした。肉の万世もあった。建物が綺麗になったような気はした。 友人と会う約束があったので、時間まで万世橋で氷…
横浜のランドマークタワーに登った。横浜は意外に高い建物が少ないので、遠くまで遮るものなく見ることができる。スカイツリーも見えた。あれは多分かなり先。上の写真は丹沢方向だったと思う。 夜の方が綺麗だろう。生活の細部が見えず、光の明滅がそれを連…
健康診断でみなとみらいに行った。 駅前からワールドポーターズに向けてロープウェイができていた。歩いても10分程度の距離だろう。赤レンガまで行くこともできない。不思議な立ち位置な気がする。 でも、観光客であれば楽しいのかもしれない。夜景を見なが…
平塚総合公園の動物園にはヤギなどがいる。およそ全国の市民動物園にいそうだけれど、ここではエサをあげたりさわったりすることができる。だから「ふれあい動物園」なのだろう。 動物は、思い出せるだけで、ヤギ、ヒツジ、カメ、ヒヨコ、ハツカネズミ、モル…