むかしあったものの記憶(横浜橋商店街②)

横浜橋商店街のアーケードを抜けても、橋までの間に飲食店などがある(三吉橋通り商店街というらしい)。数十メートルの短い商店街だけど、ちゃんと商店街的な入口のアーチもあった。不思議な感じ。 

 

橋を渡ってしばらくすると、今度は商店の名残りのようなものが続いた。軒の形状でむかし商店だったことがわかる。歩道にもベンチが置かれている。あるいは、昼であれば何件かはやっているのかもしれない。でも、だいたいは相当以前に営業をやめ、営業当時を知る人もいなくなりつつある商店たちだろう。

 

三貴屋製パンは調べると10年前には営業していたらしい。食べログの写真は僕が見たものとかなり印象が違った。商店として使われなくなると、建物の印象も変わるのだろうか。

 

周辺はわりとお金がかかっていそうな戸建ての家も混在していた。なにせ一等地だった。僕は関内駅から歩いてきた。15分くらいで着いたと思う。古い商店は壊され、新しい家が替わる。

 

住宅街の一角に神社があった。由緒を読んでいると猫が集まってきた。おにぎりを少しあげた。猫はだいぶ太っているようだった。空腹ではなかったのかもしれない。気が進まなさそうながら食べてはいた。

 

道の先にコンビニが2件並んでいたので、どちらかで氷結を買って引き返した。橋のたもとで飲んだ。いい街並みだと思う。あと10年くらいは見られるだろうか。

 

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