今年のこと①(玄倉ダム、熊木ダム)

ユーシンロッジ周辺

4月に丹沢の玄倉ダムと熊木ダムに行った。本当は1月にも行ったのだけど、そのときは玄倉林道が割としっかり封鎖されていて諦めた。林道は4月くらいに通れるようになっていた。

 

熊木ダムのあたりは、川面が青く見えるユーシンブルーが有名らしい。ただ、どちらのダムも現在貯水していないので見られない。小さいダムだから、発電にも治水にも多分役に立たない。

 

丹沢湖付近

ただ、丹沢湖のあたりも十分に青かった。同行者は、ユーシンブルーとは全然違うと言っていた。僕は実物を知らないので、これでも満足できる。

 

玄倉丹沢湖ビジターセンターに車を止めて、熊木ダムまで10キロちょっと歩いた。けっこう距離があった。

 

玄倉ダムまでの林道(玄倉林道)は数年間かけて直したとのこと。おかげで普通の林道だった。同行者は道中ずっとタラの芽を探していた。硬い雑草みたいなのに、言われたとおり天ぷらにするとおいしかった。

 

満載の落石防止ネット

崩落した橋

手作り感のあるトンネル

玄倉ダムから熊木ダムまでの道は整備されていないが通れなくもない。途中、落石防止ネットが落石でいっぱいだったり、橋が崩落していたりする。

 

それでも、4月のうららかな日に、路傍には花が咲いていたりしていると、すごく穏やかだった。白日夢みたい。気が付くと道が半分消えている。風で草が揺れる。

 

ユーシンロッジ(使われていない)

窓の向こうの造花

ロッジ付近

熊木ダムの手前にユーシンロッジがあった。道が寸断されて、この何年かは使用されていないそう。丹沢の登山道の一部だから、たまに登山者とは行き違う。

 

ロッジのまえは円形広場になっていた。鹿のフンがあちこちにあった。人が通らなくなって、動物はそこら中にいる。建物のなかの造花はいつからあるのか。いつかまた使われるだろうか。

 

丹沢だから、意外に再開もできるのかもしれない。鹿には少し迷惑にしても。