花は咲き、ハチが人を刺す

木曜日、あと1日働けば連休。あと1日働かなければならないけれど。 昼、職場の同期と食べに出た。中華料理を食べる。咳が出るほどの胡椒がかかっていた。辛くてうまい。仕事ができる人は押し並べてやる気があるように見えるけど、見習おうとしても自分には…

ぎりぎり

ぎりぎりで働いている。もう無理と思っても、どこかの人が助けてくれたりする。セクショナリズムはどこに行ったのか。組織間で正式な対応にはできないので、協力したことは黙っててほしいなどと言われる。同情されているのかもしれない。同情されやすい体質…

電話ばかりしている

朝からたくさんの電話をかける。だんだんと神経が鈍くなってきて、ずっとそんな生活をしていたような気がしてくる。話すのは苦手なのに、不安が先に立つのでどうにか帳尻は合わせられる。ただ、心配するほどの悪い人は少ない。むしろ多くの人が親切だったり…

異動の季節

10月、職場に異動があって新しい人が増えた。僕は黙りがちな人間なので、ちゃんと接せられるか不安だったけれど、業務で直接関係することがきっかけになり話をした。いい人だった。よくあることだ。 むしろそこで話したことで勢いがついて、滞っていた調整な…

カブトムシの幼虫、庭のコオロギ

カブトムシの幼虫が日々育っている。こんなに大きいのかと思うほどのサイズになってきている。表に出るようになったら、土(マット)を替える時期らしい。今朝見たら土の上をうねうねしていたので買いに行った。 ペットショップやホームセンターを周ったけれ…

見えないシャトル

久しぶりに全力で走る機会があり、体が重たくなったことを感じた。日頃運動はしない。大人は普通走らないから、と合理化を図りたくもなる。太りたくないとは思う。 茂木健一郎「意識とはなにか」を読んだ。主観的経験の最小単位(見たり聞いたりすることの感…

海の底

職場が海の近くにある。そうは言っても大きい建物だから、普段は海を感じることは少ないのだけど、今日は風向きの影響かとても強く潮の匂いがした。それが暑いのかどうかわからない気温や、古くて大きな建物の雰囲気と相まって、ぶよぶよした海の底にいるよ…

リハビリ仕事、AIによる病名診断

仕事をした。思ったよりできた。リハビリみたいな仕事の仕方をしている。AIで病名診断をするサービスを試した。適応障害の可能性があるようだった。ストレスから離れるべきらしい。それはすごく難しい。 原田マハ「あなたは、誰かの大切な人」を読んだ。捻く…

元気な人たち、「族長の秋」

担当業務に増員があって新しい人を紹介された。元気な人でとても気圧された。僕は現在ぜんぜん元気ではないし、この状況で元気と接するのは暗い部屋で急に強烈な光を当てられるような気持ちになる。 定時で帰る。元気がないので仕方がない。やるべき仕事があ…

ビーチサンダルの帰還

テレワークをする。仕事はしていない。意欲はどこか遠くへ行ってしまった。それは波間に流されていくビーチサンダルのようだ。一抹の寂しさもある。たまに近くに運ばれてくるけれど、けっして手は届かず基調としては遠ざかっていく。 ウェブアーカイブで古い…

月曜日、ストレスチェック

月曜日の朝。仕事に行くのに気が重い。むしろ積極的に行きたくない。不安は一般的に杞憂に終わるものだろうけど、今の仕事では時にしっかり予感どおりになる。平穏に生きたい。 仕事中に偉い人に呼び出され、担当業務に増員があると知らされた。それさえ新し…

運動会と彼岸花の季節

カブトムシを庭に埋めた。そこにペットたちの共同墓地がある。先には魚やカナヘビが埋まっている。これからも増えていくだろう。思い出が堆積していく。古い思い出は忘れられていく。 気候は完璧に秋になっている。カブトムシの幼虫は日々エイリアンみたいな…

ポストの設置、家の未完成

雨が降っている。昨日の夜からずっと小雨が続いている。子供の幼稚園の運動会は延期になった。夏の大雨と違って静かで落ち着く。近くのテニスコートでテニスをしている人たちが叫ぶ声は聞こえる。雨が降っているというのに、限られた休みだから諦めがたいの…

秋祭り

先週末の台風が、庭のナスとピーマンをなぎ倒していった。支柱を立て直した。とても暑い。フェーン現象というものが来ていたのだろうか(「来る」でいいのか?)。日によってはまだ夏みたいな気候になるのだなと思った。なんだか実態のわからない現象のせい…

残業でいっぱい

仕事が忙しい。そういうのを心底苦手にしてきたのでたまらない。普段手にしない、仕事への向き合い方みたいな本を読んだりする。でも得られるところはあった。いわく仕事も何年もするとパターンになってしまい、スキルが付いたわけでもないのに余裕ぶったり…

薄氷を歩む

仕事が激務だ。残業も多いし、プレッシャーも大きい。1つ間違えれば話がとん挫しかねない。協力を求めないといけない先も多い。残業も嫌いなうえに、プレッシャーにも弱いのでたいへん困っている。それでも今のところ何とかなっている。周囲からもそう言わ…

庭の小川

職場で異動があった。俄かに忙しくなって、けっこう遅くまで残業したりしている。残業なんてほとんどしたことがないから、妙な気分になる。世の中に馴染んでいるような。錯覚。 この1年くらい眠れなくて困っていたのだけど、仕事が暇なので現実的な問題は少…

水没する鉄塔

先に水田があったのだと思う。それから鉄塔を建てさせてくれと、東電が言い始めて、区画が不思議な感じで区切られた。鉄塔のまわりは、5月の一時期だけ水没しているみたいになる。 花形とは言い難い、バックオフィス的な部署に異動になる。まわりからは「あ…

木を植える

昨晩から妻が熱を出した。家族全員で咳が主症状の風邪をひいたと思っていたら、一人だけが熱を出した。 パキラの鉢が小さくなったので、新しいものを買った。数年前の写真では本棚のうえに小ぶりな鉢植えとして乗っている。それが今は両手で抱えても持ちにく…

家のまわりが田園

朝起きて、本棚の整理をした。家のなかにやたら本棚がある。そのどれもに乱雑に本が積まれていて、なにがなにやら分からない。作家ごとに並べるなどした。「ノルウェイの森」が見つからず、よく探すと文庫本で持っていた。単行本は実家にあるようだった。だ…

異動、誕生日

体調があまり良くない。熱はないのに、鼻がつまって咳がでる。ダルい気もする。この時勢なので、普通だと仕事に行くべきか迷いそうだけれど、在宅勤務ができるので問題なかった。パソコンのアダプタを持ち帰っていなくて困ったものの、子供のswitchの配線で…

自性の消滅

たまに仕事の帰り際に酒を飲みたくなるけれど、急に誘って都合が付きそうな人があまりいない。ぱっと思いついて飲みたいと感じる人は、多くの人にそう思われているわけで、そうすると当日には先約があるだろうと躊躇する。たぶん実際にそうなのだ。 先週末は…

人に優しく

宅配便でカーテンが届いた。届いたのは、氷結24缶パックを横に2つ並べたくらいの箱で、本当にカーテンが入っているのか疑問に感じる。 まだ開けていない。開けたら設置までしなければならない気がするから。それには精神的な助走が必要になる。今日は割と調…

紫色の花が咲く

木を調達する会に参加した。 土曜日朝6時台の首都高速道路が渋滞することを知った。休日の朝6時なんて存在しないもののように思っていた。もしくは夜の続きとして、だらだら飲んでしまって迎える時間だと。実際には、2時間の道のりの殆どで少しずつ混んで…

写真美術館、松本大洋

恵比寿の写真美術館行った。深瀬昌久という人。 奥さん、家族、むかし住んだ場所などを執拗に撮り続け、晩年には自分を局部ごしに写す。解説には唯一残った被写体とあった。凄まじい狂気の気がした。 自分なども、もうダメだろうと思うけれど、本物の変態や…

虫の問題

洗面所で髪の手入れをしていたけれど、変な虫がいたので退散。 選んで田舎に住んだのに虫の類が怖い。 一番の問題は、虫がお邪魔しましたね、と自分で帰って行ったりはしないことだ。なんらかの対処をしなければ。 週末に薪を調達する会に行く。 知らない人…

羨望

パソコンが壊れた。古いパソコンを引っ張り出して試す、と、こちらも壊れていた。ただ、一部のデータは残っていた。学生の頃の日記など。 大変に憂鬱だった。それに独りよがりだ。それでも楽しそうではある。魅力的とか才能があるとさえ言えるかもしれない。…

AI、空疎な彼

朝、新聞を読むようになった。(楽天証券を経由して日経新聞を読める)この数日で印象に残ったことのメモ。・バングラデッシュの1人当たりGDPはインドより高い・AIの活用は世界のGDPを7%押し上げるバングラデッシュは世界の再貧困国の1つと覚えていた。世…

不眠、スナフキンの言葉

スナフキンはいつだっていいことを言う。 「夢を見ることができるんだよ。そのうえ、目覚めたら春だ」 夜、なかなか寝られない。困ったことだと思う。昼間眠いのに、夜になると寝付けない、というのは酷いことなんじゃないか。スナフキンの言葉を胸に、GABA…

カーテン

カーテンが必要になった。周囲に家がないので、別になくてもいいかと思っていたけれど、田舎の夜はなかなかの漆黒で、外界を隔てるカーテンはあってもいい気がした。真っ暗というのは想像をかき立てる。それでも構わないときもあれば、不気味に感じるときも…