AI、空疎な彼

朝、新聞を読むようになった。
楽天証券を経由して日経新聞を読める)

この数日で印象に残ったことのメモ。
バングラデッシュの1人当たりGDPはインドより高い
・AIの活用は世界のGDPを7%押し上げる

バングラデッシュは世界の再貧困国の1つと覚えていた。
世の中は変わりつつある。

こちらは職場で人と話したこと。
ハリーポッターは巨悪と戦う
・LINEでチャットGPTを活用することができる

ハリーポッター青春ものの一種ではなかった。
魔法で戦う話だなんて。

最近は普通に生きていてもAIの話題に接する。
個人的にはAIはなかったことにできればいいと思うけれど、ラッダイト運動みたいなもので、世の中の流れは誰にも止められない。

LINEのチャットGPT(AIチャットくん)は、問いかけに対して本当にそれらしいことを返してくる。

料理のレシピなんかを調べるにはいいのかもしれない。

僕は料理はしないので、寝られないときにどうすればいいかとか、いまひとつ意欲がわかないときの過ごし方なんかを聞いてみた。

どちらかと言うと心掛けみたいなアドバイスが戻ってきた。

とてもそれらしいことを言う。

飲み会なんかでもたまに出会うタイプと思う。

とても雄弁なのだが何も言ってない感じ。
すごく喋っていたはずなのに、あとで内容を思い出すことはできない。
ただ、とてもポジティブだ。

ポジティブな人は好きだよ。気は合わないかな。

AIチャットくんは何回か試して閉じた。
いつか集合知に基づいて、個人の生きる意味を教えるだろう。

それが、あなたにとっては、なるべくたくさんのスニーカーを集めることです、とか言われたらどうするのか。

大いなる知性がそう言うのなら、そうかも知れないけど、スニーカーになんか興味がない(靴全体にもそれほどない)。

からしばらくは閉じておこうと思う。
いつかどうしようもなく眠れないとき、即物的ポジティブなあなたのアドバイスに安心したい。