木を植える

昨晩から妻が熱を出した。家族全員で咳が主症状の風邪をひいたと思っていたら、一人だけが熱を出した。

 

パキラの鉢が小さくなったので、新しいものを買った。数年前の写真では本棚のうえに小ぶりな鉢植えとして乗っている。それが今は両手で抱えても持ちにくい。植物は数年で大きくなる。人間は大して変わらない(と思っている)。

 

数年前、パキラと一緒に写っている子供はとても小さくて、一日中一緒に遊ぶことを求められた。午前中に公園に行き、午後にも行った。気が付くと、この数か月は公園に行っていない。

 

開店直後のホームセンターは人でいっぱいだった。ホームセンターにそんな早くから人が来るとは知らなかった。家でパキラを植替え、薪割りもした。最近は庭の作業ばかりをしている。庭にオリーブ用の穴も掘った。

 

夕方、子供と家で鬼ごっこをするなどして遊んだ。全力で遊ぶと楽しそうにする。僕が買ってきた惣菜はあまり好評ではなかった。大人向けの味付けだったらしい。

 

書いてみるとこれだけかと思う。割といろいろあった気がしていた。もちろん記憶に残らない、でも意外に重要なこともあるのかもしれない。それにしても日々は流れるように過ぎていくらしい。

 

鉢植えや子供は大きくなっていく。僕は当然大きくはならない。庭にも木を植えようと思う。それがやがて大きくなって、見上げるようになったとき、やはりいろいろなことがあったと感じるだろう。現実がどのようであれ、木があるのは悪くない考えな気がしている。