カブトムシの幼虫、庭のコオロギ

カブトムシの幼虫が日々育っている。こんなに大きいのかと思うほどのサイズになってきている。表に出るようになったら、土(マット)を替える時期らしい。今朝見たら土の上をうねうねしていたので買いに行った。

 

ペットショップやホームセンターを周ったけれど、夏に買ったマットはなかった。季節が過ぎると取り扱いが減るのかもしれない。幼虫用の土の善し悪しは分からないので、一度家で調べてからまたペットショップに行った。

 

庭で土を替えた。何匹か落ちた幼虫がどんどん土中に潜ろうとする。そのままにすると行方不明になってしまう。たぶん庭の土では生きられない。幼虫はこちらの気持ちを解さない。手で触るのは若干躊躇するフォルムをしているので、スプーンで頑張って掬った。

 

その後、ヒョウモントカゲモドキの土も変え、水槽の水草をカットした。何だかペットの世話ばかりしていた。

 

昼過ぎに近所を歩いた。10月とは思えない日差しだったけれど、風が吹けばやはり涼しいし、日が落ちると暑さも去っていく。庭の片付けをしていたらコオロギがふいに出てきて心底驚く。コオロギは、家に勝手に上り込んで高速で動くアイツにあまりに似ている。

 

今、夜になって家の外で趣きのある虫の声がしていても、あの形は思い出す。カブトムシの幼虫のほうがいくらかかわいい。たぶん育てているからそう思うのだろう。季節が変わったことを感じる。