日記

散髪、「カタストロフ・マニア」

髪を切った。今まで頼んでいた美容師が辞めてしまったので、新しい人に切ってもらった。散髪中は、中華街にカレーの名店があるとか、徹夜で飲むと深夜2時過ぎからが辛い、といった話をした。そういう、バスの待合所で天気の話題を出すような社交性が存在す…

開かない弁当

家から持って行った弁当がどうしても開けられなかった。食事が冷える、空気が縮む、真空が生じて蓋が開かなくなる、ということらしい。真空はすごい力を持つ。目の前にご飯があるのに食べられない。カロリーメイトを昼食にした。たくさんの人に尋ねて回り、…

美術品、「微笑む人」

画廊で美術品(彫刻?)を買った。高価な趣味だと思っていたけれど、案外普通の人でも手が届きそうなものもあった。届かないものもあった。一ヶ月ほどで配送されるらしい。楽しみにしている。 今週は月曜日が休みなので平日が少ない。ラッキーだ。ついでにも…

燻製の結果、「異郷の友人」

昨日、燻製をした。友人も来たけれど、二人で話してもスモーク器の使い方はわからなかった。炭火のバーベキュー台の上に設置した。本当はガスレンジなどの方がいいらしい。火力が安定するからだろう。炭火の状態次第では、盛大な煙を出すかまったく出なくな…

燻製をする

スモークのセットをもらった。バーベキューセットで燻製を作れるものらしい。食材やスモークチップは別に用意する。普段、燻製をわざわざ食べることもないのだけど、せっかくなのでやってみようと思う。1人だと持て余しそうなので友人も呼んだ。泊まってい…

ボランティア

子供の運動会があった。ボランティアで案内係をした。たまにトイレの場所を聞かれたりする。しばらくすると、皆がトイレの場所など把握してしまい、まったくやることがなくなった。放送を聞いて、雲を眺め、日陰がないのでどんどん日に焼けていく。鼻がヒリ…

空気の塊り

帰り道、駅前の本屋に寄る。本屋はどんどんなくなっていく。たぶん、電子書籍やアマゾンに追いやられている。本屋ではいろいろな本があることを知れる。なくなってほしくない。3連休なので普段選ばないような本でも読もうかと思ったけど、結局村上春樹(猫…

花は咲き、ハチが人を刺す

木曜日、あと1日働けば連休。あと1日働かなければならないけれど。 昼、職場の同期と食べに出た。中華料理を食べる。咳が出るほどの胡椒がかかっていた。辛くてうまい。仕事ができる人は押し並べてやる気があるように見えるけど、見習おうとしても自分には…

ぎりぎり

ぎりぎりで働いている。もう無理と思っても、どこかの人が助けてくれたりする。セクショナリズムはどこに行ったのか。組織間で正式な対応にはできないので、協力したことは黙っててほしいなどと言われる。同情されているのかもしれない。同情されやすい体質…

電話ばかりしている

朝からたくさんの電話をかける。だんだんと神経が鈍くなってきて、ずっとそんな生活をしていたような気がしてくる。話すのは苦手なのに、不安が先に立つのでどうにか帳尻は合わせられる。ただ、心配するほどの悪い人は少ない。むしろ多くの人が親切だったり…

異動の季節

10月、職場に異動があって新しい人が増えた。僕は黙りがちな人間なので、ちゃんと接せられるか不安だったけれど、業務で直接関係することがきっかけになり話をした。いい人だった。よくあることだ。 むしろそこで話したことで勢いがついて、滞っていた調整な…

カブトムシの幼虫、庭のコオロギ

カブトムシの幼虫が日々育っている。こんなに大きいのかと思うほどのサイズになってきている。表に出るようになったら、土(マット)を替える時期らしい。今朝見たら土の上をうねうねしていたので買いに行った。 ペットショップやホームセンターを周ったけれ…

見えないシャトル

久しぶりに全力で走る機会があり、体が重たくなったことを感じた。日頃運動はしない。大人は普通走らないから、と合理化を図りたくもなる。太りたくないとは思う。 茂木健一郎「意識とはなにか」を読んだ。主観的経験の最小単位(見たり聞いたりすることの感…

海の底

職場が海の近くにある。そうは言っても大きい建物だから、普段は海を感じることは少ないのだけど、今日は風向きの影響かとても強く潮の匂いがした。それが暑いのかどうかわからない気温や、古くて大きな建物の雰囲気と相まって、ぶよぶよした海の底にいるよ…

リハビリ仕事、AIによる病名診断

仕事をした。思ったよりできた。リハビリみたいな仕事の仕方をしている。AIで病名診断をするサービスを試した。適応障害の可能性があるようだった。ストレスから離れるべきらしい。それはすごく難しい。 原田マハ「あなたは、誰かの大切な人」を読んだ。捻く…

元気な人たち、「族長の秋」

担当業務に増員があって新しい人を紹介された。元気な人でとても気圧された。僕は現在ぜんぜん元気ではないし、この状況で元気と接するのは暗い部屋で急に強烈な光を当てられるような気持ちになる。 定時で帰る。元気がないので仕方がない。やるべき仕事があ…

ビーチサンダルの帰還

テレワークをする。仕事はしていない。意欲はどこか遠くへ行ってしまった。それは波間に流されていくビーチサンダルのようだ。一抹の寂しさもある。たまに近くに運ばれてくるけれど、けっして手は届かず基調としては遠ざかっていく。 ウェブアーカイブで古い…

月曜日、ストレスチェック

月曜日の朝。仕事に行くのに気が重い。むしろ積極的に行きたくない。不安は一般的に杞憂に終わるものだろうけど、今の仕事では時にしっかり予感どおりになる。平穏に生きたい。 仕事中に偉い人に呼び出され、担当業務に増員があると知らされた。それさえ新し…

運動会と彼岸花の季節

カブトムシを庭に埋めた。そこにペットたちの共同墓地がある。先には魚やカナヘビが埋まっている。これからも増えていくだろう。思い出が堆積していく。古い思い出は忘れられていく。 気候は完璧に秋になっている。カブトムシの幼虫は日々エイリアンみたいな…

ポストの設置、家の未完成

雨が降っている。昨日の夜からずっと小雨が続いている。子供の幼稚園の運動会は延期になった。夏の大雨と違って静かで落ち着く。近くのテニスコートでテニスをしている人たちが叫ぶ声は聞こえる。雨が降っているというのに、限られた休みだから諦めがたいの…

人に優しく

宅配便でカーテンが届いた。届いたのは、氷結24缶パックを横に2つ並べたくらいの箱で、本当にカーテンが入っているのか疑問に感じる。 まだ開けていない。開けたら設置までしなければならない気がするから。それには精神的な助走が必要になる。今日は割と調…

紫色の花が咲く

木を調達する会に参加した。 土曜日朝6時台の首都高速道路が渋滞することを知った。休日の朝6時なんて存在しないもののように思っていた。もしくは夜の続きとして、だらだら飲んでしまって迎える時間だと。実際には、2時間の道のりの殆どで少しずつ混んで…

AI、空疎な彼

朝、新聞を読むようになった。(楽天証券を経由して日経新聞を読める)この数日で印象に残ったことのメモ。・バングラデッシュの1人当たりGDPはインドより高い・AIの活用は世界のGDPを7%押し上げるバングラデッシュは世界の再貧困国の1つと覚えていた。世…

不眠、スナフキンの言葉

スナフキンはいつだっていいことを言う。 「夢を見ることができるんだよ。そのうえ、目覚めたら春だ」 夜、なかなか寝られない。困ったことだと思う。昼間眠いのに、夜になると寝付けない、というのは酷いことなんじゃないか。スナフキンの言葉を胸に、GABA…

カーテン

カーテンが必要になった。周囲に家がないので、別になくてもいいかと思っていたけれど、田舎の夜はなかなかの漆黒で、外界を隔てるカーテンはあってもいい気がした。真っ暗というのは想像をかき立てる。それでも構わないときもあれば、不気味に感じるときも…

堅実に働く

引っ越しをして、家から職場までが少し遠くなった。通勤の日は早く起きなければならない。どうせ生活が変わるのならと、時差出勤にして、さらに30分早く仕事を始めるようにした。すると、夜は早めに寝る必要があるのだけど、生来寝つきが悪く、23時台になど…

引っ越しました

引っ越した。引っ越してみると、いろいろなものがない。照明は2つ未設置で(配線がむき出し)、一部の壁紙も貼られていない、ポストも外水道もできていない。そのうちにできるのだと思う。意外になんとかなる。ポストの代わりに段ボールを置いていて、その…

群馬のブラジルこと大泉町、地名だらけ

群馬県の大泉町というところにはブラジル人がたくさん住んでいる。異国情緒ある食料品店などもあるといい、それを見るために圏央道を通って3時間くらいかけて出かけた。食材ならアマゾン(通販サイトの方)で買ったらどうかとも思う。世界中のものが揃う。…

1リットルビール

酒を飲みに行き、ビールなら大きいサイズが得だと言われたので頼んだ。1リットル以上あるビールが千円ちょっと。それが安いのかどうかはもはや分からない。想像を絶するサイズだった。そもそも通常のビールとは、どのくらいの分量でいくらくらいするものだ…

知らない人の送別会

上司の送別会に参加した。周りはほとんど話したことのない人だった。平社員の側に都合のつく人が少なかったらしい。実際、その人たちとは、仕事のときのすべてを合わせたよりも、その日に話した時間のほうが長かっただろう。たまに言うことはなくなった。そ…