群馬のブラジルこと大泉町、地名だらけ

群馬県大泉町というところにはブラジル人がたくさん住んでいる。異国情緒ある食料品店などもあるといい、それを見るために圏央道を通って3時間くらいかけて出かけた。食材ならアマゾン(通販サイトの方)で買ったらどうかとも思う。世界中のものが揃う。ただ、それを言い始めると、究極的に家から出る必要がなくなってしまうし、その傾向はこれからもどんどん強くなっていく。事実、1人だと家からほぼ出ないところを、誘われて出かけたりする面はある、功罪。片道数時間かけて、500円のジュースを買う。合理的であることを自認する人にはあり得ない行為だと思う。

 

食料品店の駐車場ではブラジル人が楽しそうに集会していて、とても異国だった。体が強そうだ。見たことのない厚さで肉が売られていた。ハンバーガーショップが併設されていた。肉がでかい。すべてが大きい。

 

利根川を渡るときに遠くに給水塔みたいなものが見えた。たぶん二度と見ることはないだろうし、車のなかから写真に撮った。ほとんどがブレたけれど、1枚だけは悪くない感じだった。寂しげに見える。僕が寂しいのではなく、給水塔が寂しい。ブラジルは大いに陽気な感じだったのだから。

 

ジュースはおいしかった。マグアリー・マラクジャと書いてある。種の多そうな果物。