上着

仕事をかなりする。その気になればそれなりにできる。ストレスが多くて悲しくはなる。佐藤優の人生相談を読んでいたら、好きなこととできることは違う、と書いてあった。一万遍繰り返された言葉かもしれないけれど慰められる。あと半年がんばって、なんとしても異動したい。

 

好きなことは今ひとつできなかったなと思う。特別にできないわけでもなかったけれど。生きるというのが、それなりの失望のなかにあることは理解した。字面ではなく、実感として。この2つはまったく別のもの。ただ、失望からも、たまに好ましいものが生じる。それくらいのものだった、らしい。

 

最近は肌寒いので、上着をはおって出かけている。着るものが増えると、外界との接点が1つ外側に置かれるようで落ち着く。