菓子、本(『鳥獣戯画』)、野毛

職場で同僚から菓子をもらった。コロナで休んで心配をかけたからと言う。そんなことをする必要はないけれど、菓子は用意されていたので受け取る。チョコレートの詰め合わせだった。おいしそう。

 

磯﨑憲一朗『鳥獣戯画』を読んだ。途中までは多少おもしろかったが、急に作者の回想がはじまり、高校生の頃の恋愛のはなしが延々と続いたことに心底うんざりした。

 

夜は後輩をご飯にと誘って野毛に行った。野毛はご飯を食べるところではない。酒を飲むところだ。『もつしげ』という店に入った。月曜日だから席はあったけれど、週末はかなり混雑するらしい。

 

焼き鳥やレバーなどがおいしい。ビールを頼むと、メガサイズのほうが得だと言われ、それを2杯くらい飲む間にかなり酔う。料理の味はわからなくなった。2人分払って8千円くらい。猟友会に入るか入らないか、みたいな話をしていた。そんな悩みを普通の人は持たない。

 

野毛は昔からの街という感じで落ち着く。ご飯に、と人を誘って行く。ご飯だって食べるのだから、あながち嘘でもない。