漫画(『ねこ神さま』)、映画(『ベルファスト』)

昨夜、急にとんかつが食べたくなって、湘南台駅前の『水龍』という店に行った。おいしいとは聞いていたものの期待以上だった。地域は限定されるけど、行く機会がある人にはおすすめしたい。

 

あまり寝つきが良くなくて、夜、漫画を読むことが多い。なるべくストーリーに起伏のないものがよい(眠くなるように)。最近は、数十年前に流行ったらしい、『ねこじる』という人の漫画を読んでいる。とてもプリミティブな感じのする漫画だ。子供の頃に、ザリガニを殺す同級生がいたことを思い出す。

 

ただ、作者なりの抑制は効かせているようで、ぎりぎりおもしろいとも言える。こんなものがよく流行ったものだと思う。残念ながら、ほとんどが絶版になっている。古本であれば探せば買える。

 

今日は『ベルファスト』を観た。1970年頃、北アイルランドが帰属問題で内紛を起こしていた時期の家族の話。すばらしい映画だった。エンドロールで泣いた。映画館で観ていても我慢できなかったかもしれない。家でよかった。

 

理解し合おうとさえすれば、ヒンドゥー教徒でも無宗教者でも一緒に生きることはできる、と父親が言う場面があった。口に出すと恥ずかしいようだけど、民族や宗教を理由に今でも人は殺しあっている。向き合わないとならない。すばらしい映画だった。

 

ラフロイグが家にあって、昼から飲んでしまう。感覚的には味見に近い。早い時間からの微酔。ついやってしまう。全部飲んでしまうのが早いのかもしれない。