テレワーク、酒、映画(『15時17分、パリ行き』)

昨日、仕事はテレワークだった。家にいてしっかり仕事をするのは難しい。部署全体が忙しくないのでなおさらだ。好きな銘柄のウイスキーラフロイグ)をもらった。定時直後から飲んでしまう。昼酒と言っていい時間だったと思う。

 

英語の勉強にアメリカの国営ニュースのようなものを日々見ていると、岸田総理の外遊が分量を割いて言及されている。日本とイギリスが防衛協定を締結していた。東アジアは日に日に複雑な地域になっている。その中でも、それなりに大きな動きなのではないか。格差の是正、財政規律、少子化対策と、やろうとしていることは理解できる。頑張ってほしい。

 

夜は映画(『15時17分、パリ行き』)を見た。クリント・イーストウッド監督。パリ行きの電車でテロに遭遇するという話。実際にあったことがベースで、出演者も一部は当事者らしい。子供の頃に、母子家庭や学習障害扱いの差別をされて、道を踏み外してもおかしくなかった人たちがヒーローになる。まっすぐだけど面白い。

 

エマニュエル・トッドが『シャルリとは誰か』で、フランス社会の周縁部に追いやられる移民の2世や3世を描いているように、社会の側にも排斥に向かう欺瞞や不寛容がある。映画のなかでテロリスト役が鏡をじっと見るシーンには、そういう含意があったのかもしれない。ないかもしれない。こちらで勝手に想像することはできる。

 

今日は雨なので、一日本を読んでいた。磯崎憲一朗の『鳥獣戯画』。とんかつが食べたいのだけど、駅前まで15分かけて行くかどうか迷っている。おいしい店らしい。