ChatGPTとの対話、「地下鉄道」

ChatGPTを英語の勉強などに利用している。公開中のバージョンに3.5と4.0があり、前者は無料で使える。2つのバージョンがどう違うのか、3.5に聞いたところ、私のデータは3.5時点のものだから知らない、と言われた。私たちはどこへ行くのか、は知らない、と。

 

ChatGPT自身に聞いたところでは、ChatGPT-3.5は、2019年のデータで確定した静的モデルで、ユーザーとのやり取りから学ぶ機能はない。その利点は、主に回答の一貫性、プライバシーの安全性などにある。使う言語によるバイアスは生じないが、参照できるデータ量の差から、英語での回答が一番詳しくなる傾向にあるらしい。

 

人間と話しているのと変わらない。向こうにすごく賢い人がいるみたいだ。チューリングテスト。世界は新しい局面にある。

 

秋が深まってきたけど、ホウレンソウなどはまだ栽培できるとのこと。近くのホームセンターでタネを買ってきた。タネは苗よりだいぶ安い。

 

コルソン・ホワイトヘッド「地下鉄道」を読んだ。1800年代前半の黒人奴隷の話。南部の黒人奴隷が自由を求めて北を目指す話なのだけど、日常的な奴隷への扱いや、捕まった逃亡奴隷への拷問の描写がキツくて、よくこれがアメリカの有力な賞を取ったものだと思う。アメリカ人の良心だろうか。日頃、彼らが見せがちな、独善的で押し付けがましいところとは別の面を感じる。