綾瀬浄水場給水塔

自転車があれば大体のところには行けると思う。なくても行けるけれど、時間がかなりかかる。自転車はあると良い。仕事で綾瀬市に行く用事があった。綾瀬市には電車が通っていない。それで、普段利用している湘南台駅から自転車で綾瀬市の中心部まで行った。10キロくらい。

 

綾瀬市の人から、綾瀬は何もないところだと言われた。実際、くら寿司とかの知られたチェーン店は多いけれど、特色に欠けるのかもしれない。

 

畑の向こうには妙な形の塔が見えていた。

 

塔は吉岡という工場が多い地区の方にあった。大きいので近くに見えたけれど、市役所の辺りからはかなり距離がある。工場の軒先きから塔を見上げる。毎日働いているとこういう風景にも慣れるのだろうか。それなりの違和感がある。

 

近くまで行って、綾瀬浄水場の給水塔だとわかった。浄水場内に給水をする施設とのこと。つまり給水施設のために給水を行っている。すべての給水塔が家に水を配るわけでもないらしい。

 

民家の庭ごしに見ても何だか変な感じがする。こういうのにも多分慣れはする。小さいころの思い出の背景に給水塔が思い浮かぶ。やはり不思議ではある。