職場の後輩が、仕出し弁当を取り違えて、他人が頼んだものを食べてしまったようだった。話としては割と笑える。でも、間違えた側にしたらたまったものではないのかもしれない。その子は落ち込んでいた。他人の頼んだ蕎麦は美味かったかい、と聞いてみた。あまり反応はなかった。僕はそういう時に、意地悪とも気を使ってるとも取れるようなことを言いたくなる。実際のところは、そのどちらでもある。

 

日中は暑くてしようがない。物置になっている部屋から、古い扇風機を引っぱり出して使った。涼しかったのだけど、首振りが左向きになるあたりで、小動物の死に際みたいな音が鳴る。とても気になる。死なないで良いものを背中に死なせるのもな、と思ってしまうのだ。夜は寒くなった。この時期の気候は忙しい。扇風機を止めた。小動物の命が1つ、長らえた。明日も暑いらしいので、頑張ってもらおう。