夏が終わった

今日は大変に涼しかったですね。涼しいというより、もはや少し肌寒かった。でも、それを言うなら昨日なんかも、夕方から地元の昭和の名残みたいなお祭りに参加して、「君の名は」に出てきた無形文化財のような舞を観劇し、それから海で肉を焼き、大好きな焚き火もしたのだけど、火はいいな、とその辺の流木に座ってゆらゆら揺れる炎を眺めていた時もやはり寒かった。今年の夏はなんだか拍子抜けでした。一週間くらい、とんでもなく暑い日があったような気がしても、なんだか明け方に見た夢のようで、実感を持って思い出すことができない。そんなことがあったような気がするだけ。

 

僕は寒いのが好きで、とんでもなく寒い日にコートの襟を合わせて背を丸めているくらいが性に合うのだけど、終わると一番寂しい季節はなぜか夏です。夏には終わったなあ、と感じさせる一時期がある。それに比べれば、他の季節には過渡期のような趣きがある。そういうのって、誰でも感じることなのかな。

 

夏は終わったと思います。

 

海には浮かれた人たちはいませんでした。釣り人が何人かいたのだけど、僕が見ている限り、何かを釣り上げることもありませんでした。そのうちに僕たちのほかは誰もいなくなって、半月をちょっと過ぎたような月と燃え上がる盛りに終わりを予感させる焚き火ばかり。今年も楽しかったです、夏。さよなら。